5/3 けやき坂46 あゆみ チームカスタネット | 井上小百合が目指す場所。たいしの乃木活録

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井上小百合推しのたいしです。

けやき坂46の初舞台「あゆみ」を観てきました。
知り合いが観に行ってたってのもあってチケット取れたので行きました。

けやき坂46のメンバーとしては、ドラマで演技の仕事をしてたみたいだけど、舞台は初、なんなら二期生に至っては舞台の仕事が初ってことになるのかな?
経験や年齢的な意味で若々しい舞台が観れるんじゃないかなって、結構楽しみでした。

あゆみという作品は、劇団ままごとのサイトで脚本が無料公開されていて、一通りそれに目を通しました。
1人の女性、それに関わる登場人物を舞台上でかわるがわる演じるスタイルで、なかなか珍しいタイプの演劇だと思います。
つまり1人何役かあるわけで、出てくるタイミングや、何を演じるか、また舞台上に出ずっぱりっていうことで、常に見られているという緊張感からすると、脚本のゆる〜い感じからは想像できないくらい大変なものなのかなって、特に初めて舞台やるって人たちには。

ただ、調べてみると、高校演劇でも多く演じられているみたいで、そういう観点から見ると比較的手のつけやすい舞台なのかなって思いました。


自分が観た日はもう終盤ってだけあって、みんな比較的リラックスして演じていたと思うし、
脚本にない表現だったりセリフがあったのはアドリブなのかなって思いました。

1人の女性の一生を最初から最後まで表現する舞台で、
幼少期、学生、社会人、結婚、出産、子育て、老後、
主にこんな感じの場面があって、年齢ごとに表現の違いがあるわけだけど、細かい所は置いておいて子供、大人、おばあさんっていう大まかな表現が出来れば、観てるこっちは今何歳くらいで、なにをしてるってのはわかるわけだけど、若い子たちからしてみれば、結婚、出産、子育て、老後はまだ経験の無い部分だし、そういうところの表現に差が出てくると思った。
後は"私"以外の登場人物の表現。
何かのキャラになりきるっていう作品よりは、その時の気持ちをどのように表現していくかがポイントになると思うし、表現力を身に付けるにはもってこいな作品なのかなって思いました。
だから、今回この「あゆみ」を選択したってのも納得いくし、それに全力で向き合うけやき坂46の健気な姿を観られて良かったし、演技と向き合って、新たな自分が見つけられたのかなって思います。

何人か気になる子は居たけど、その子が今後演技を極めて舞台や映像演技に取り組みたいって気持ちのある子なのかはわからないけど、こういう所から羽ばたいた子を観てきた自分からすると、この機会は大切にして欲しいなって思いました。

まぁ長々と書いたけど、次はマンガでも小説でも舞台の再演でも良いから、一人一人決められた"キャラクター"を演じる作品を観てみたいかなって思いました。

とてもたのしかったです。
それでは。