時計はすでに 15時を差していた
ここで、新たな問題にぶつかった。
そう、物理的な問題だ。
タイムリミットは19時
今から支度して、果たして間に合うのか?
握手券も持ってない。
どこかで CDを買わなければ いけない。
調べたら、当日現地販売もされてるとの事。
ただ、万が一 売り切れてたら?
全く会場に行った事がないので、勝手が分からない。
もし現地まで行っても、モノが無かったら万事休す!
それくらい、何も分からないオレ。
しばらく 悶々とする
いや、行くだけ行ってみよう!
もし、握手会に行った事がなく、握手券も何も持ってない、時間も無く タイムロスが全く許されない状況で、何も分からないドシロートが、握手会へ行ったら、果たしてどんな結末が待ってるのか?
自分自身 知りたくなった。
「残された半日を埋めるには 面白い。」
「間に合わなかったら、美味いもんでも食って、帰ればいいさ。」
あの夏のすいすいは、ただそれだけの気持ちだったのかもしれない。
場所を調べると 幕張メッセ
間違えて、東京ビッグサイトへ、行かないようにしないと!
それだけは、肝に銘じた。
そして僕は、755を再び開き、
自分の名前と、アイコンを変えた。
分かりやすくする為に。
そして予告した
まだセブンライブが終わって、全国握手会が始まっていないので、楽屋で
まあやが見てるという、前提で。
目覚ましにシャワーを浴び、
早目の衣替えでしまった、ブルーのシャツを、僕は引っ張りだした。
時計を見たら、すでに16時だった。
つづくんでない?
引っ張るねぇ~ (笑)
第3話で、まだ自宅を出てないどころか、着替えすらしてないからね
(≧∇≦)
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