6/30 TXT vol.1「SLANG」 マチネ | 井上小百合が目指す場所。たいしの乃木活録

井上小百合が目指す場所。たいしの乃木活録

井上小百合推しのたいしです。

SLANG観てきました。

2回観るつもりでチケット取ってたけど諸事情で一回しか行けなかった。。
どうやらニコ生でタイムシフト視聴も出来るみたいだしまた後日暇な時に観てみようかなって思ってる。

最初のポップでカラフルな世界からどこか無機質なモノクロの世界への移り変わり。視覚的だけじゃなくて物語も2つの世界に分かれていて深い作品だった。
後は"本"の舞台は素晴らしいなって思った。
物語も全て本の中で起きているって事、それにラストシーンも。仕掛けも素晴らしいしセットでここまで驚かされたのは初めてだった。

序盤で中心的だったカラフルでポップな世界はその通りすごく楽しい空間だったけど、途中から現れたモノクロな世界は少し観るのがつらかったかな。
特に途中なんて、正直な話そこだけは二回も観たいと思わないくらい観ててしんどかった。
そのシーンの中心に居たのはさゆだったわけだけど、その表現力は本当に素晴らしくて、、


言葉には言い方次第、相手の捉え方次第で様々な状況にさせる事が出来るってこと、言葉の恐ろしさを描いていて、
言葉で殺したって表現、恐ろしいなって思った。
自分自身言葉に関してはあまり深く考えたことは無かったけど、この作品を観てだいぶ考えさせられるきっかけにはなったと思うかな。

この舞台、キーワードが"言葉"ってだけあって、言葉で勝負してるところばかりだけど、
俺自身その言葉でかなり心を動かされたし、今回の作品は今まで観た中でも特殊だったけど、魅了された。
そして考えさせられた。
またひとつ素晴らしい作品に出会えてよかった。


それでは。