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砂のブログ

「線は無数の点から成り、…」で始まるボルヘスの
“砂の本”の様に、始まりも無ければ終りも無い
日々の営みの中で感じたことや思いついたことなどを
つらつらと綴っていこうかなと、ね。

“座間9遺体事件”

当初は、
日本では珍しい
サイコパスによる
連続快楽殺人
と、されていましたが



ところで、

容疑者逮捕により
事件が発覚した翌日のこと
報道番組を観ていたら
某一流大学の教授で
事件捜査などにも協力されている
この手の専門家が
殺人の動機というものは

○怨恨
○殺人による性的快楽
○遺体性愛

の、3つに
分類されると解説し
この容疑者は性的快楽か
遺体性愛の可能性が
云々などと講釈をたれていて

何言ってんだ、こいつ?

と。


殺人の動機なんて
細かく云えばキリがないけど
大まかには、

○怨恨
●怨恨の身代り
●利益の為
●正義の執行
●殺人による興奮
○殺人による性的快楽
○遺体性愛
●別件の副産物

仮に、この教授は
件の事件に関しては3つの何れか
と、言いたかったのだとしても
それはそれで大丈夫か?

と。




扠、

●怨恨の身代り
 とは、

復讐を直接行えない

例えば相手が既に死亡しているとか
親兄弟や会社の上司とか
自身との関係性に於いて
自身より上位で
あがらえない場合
身代りを探し殺害するという
捌け口の転嫁ですが

実際には、
復讐は果たされてないので
問題が解決しておらず
殺人を繰り返す可能性が高い
というもの

途中、憂さ晴らしよりも
殺人自体が楽しくなり快楽殺人に
ということも


●正義の執行
 とは、

神やヒーローに
なったつもりの
勝手迷惑な自己満足で
捕まるか死ぬかまで続けます

使命だと信じ疑いや迷いは
ただの1ミリも無いからね


●別件の副産物
 とは、

強姦や強盗の証拠隠滅や口封じとか
又は、殺人や遺体への
興奮も性的快楽も無いけど
日常では叶わない
特殊な性癖や
拷問による興奮や快楽への
抑制が利かず強行し口封じに殺害する
というもの

途中、殺人への興奮や快楽に目覚め
レイプ殺人や快楽殺人へと
変質する場合も


因みに、

○殺人による“興奮”と
 “性的快楽”の違いは

殺人による興奮は、
イジめや虐待の延長で
自分は強いんだという証明と実感を
求めてのこと

なので社会では、
非常に弱い立場の者や
正当な評価を得られない事に
強い怒りを抱いている者
だったりしますが

殺人による性的快楽は、
殺人行為自体が性的行為
セックスの代替えで

社会では、
異性が苦手とか
異性からバカにされたりとか
性的不能者とか
そんな感じ。


興奮や性的快楽を求める殺人は
目的とする興奮や快楽の

“再現”又は“完成”を

求めての事で
求める興奮や快楽の記憶を
越えることや
初犯の興奮や快楽を
越えることは
決してありませんので

高い確率で
連続殺人に発展し
捕まるか死ぬかまで
止める事はなく

最悪、

怪我や病気や老いなどで
被害者の拘束や行為自体が
難しくなっても
自身の代わりに行う者を
見つけ育て代行させ
それを見て楽しむなど

ホント、バカは死んでも治らない
と、ね。


更に、因みにですが

殺人へ性的快楽を求める男性には

“勃起不全の不能”
“女性に触れられない”

者が多く、
彼らにとって
刺殺銃殺絞殺撲殺等の殺害方法自体が
性行為の代替で

特に、刺殺や銃殺は
刃物や弾丸が身体に
刺さる撃ち込まれる様を
男性器の挿入に見立てられ

これってのはね、
ほとんどの男性にとって
挿入の瞬間は
物理的な快感だけではなく
挿入という性行為の成功へ到達

登頂する事で
その山を征服したみたいな
その女性を攻略したという
満足感による精神的なものに
起因しているからです。




長くなりそうなので次粒に続きます。